ティータイムの用意をして、わざわざ菓子までつけてもってゆくと、そこにはいつもと変わらぬ居間があった。

「あれ……」

 さっきまで、ヨーヨー怪人と戦っていた部屋なのに。グリーンが言った。

「サイエンシフィックパワーには、こんな使い方もあるんだよん」

 四人は、いつの間にか変身をといていて、すっかりくつろいだ姿になっている。まるっきり普通のお客さんのよう。
 この日常環境の中だと、破れかけた戦隊服(レッド)のままでいる自分が、恥ずかしくなってくる。

「おい、これ、どうやって変身、解くんだ?」
「科学よ永遠なれ! で解けるでし☆」

 ウサギモドキの言うとおりにすると、確かにあっさりと変身は解けて、さっきまで着ていた服に戻っている。いや、さきほどまでとは明らかに違うな。血だらけだったズボンとシャツは、何事もなかったかのように綺麗になっている。こりゃあ、何か推理小説のトリックにも使えそうだ。

「へえ、便利なもんだな」
「便利でし☆ その戦隊服は、もともと着ていた服の元素から作られているんでし☆ 戻るときは、普段の記憶をもとに再現するでしから、いつもどおりになるんでし☆」

 なるほどね。どうやら、ドラ●もんの着せ替えカメラの応用編らしい。ああ、わざわざ伏字にするなんて、おれってばなんて著作権を大事にしてるんだろう!(間違い)

「で? おれのペンネームを知ってた事情は?」

 おれは席について、関口さん(ブラックのことだが、変身を解いた今は、色名なんかでは呼びづらい)の方を見た。

「三度目ですけど、説明しましょう!」

 実際にはまだ一度も説明してもらってないんだけどね。

「まず、わかりやすいように、敵の正体と、そしてその目的を説明しましょうね」

 関口さんは、どこから取り出したのやら、ホワイトボードを壁にすえつけて、その前で授業をはじめた。なるほど、さすが教師。関口さんはこの若さで、先生としての風格をすでに身につけていた。

「僕たちの戦っている敵は、科学壊滅教を名乗る、三十五世紀の宗教団体です」
 科学壊滅教、関口先生が書いた文字は、やや右上がりで角ばってはいたが、読みやすかった。
「彼らの教義は、一言で言ってしまえば、『すべての科学を否定せよ』です。彼らの聖書とも言える『科学死ね死ね団結成秘話』の中には、いろいろと小難しいことが書いてありますが、どうやら、教祖のリンドバーグ三十九世が、中学校の理科の授業をまるで理解できなかった腹いせに作ったらしいです」
「腹いせって」
「はじめは、本当に冗談のようなものだったらしいですよ。ただ、初期のメンバーの中に、非常にマネージメントにすぐれた人間がいましてね。いつの間にか、本格的な宗教団体になっていったのです。教祖はもう亡くなったのですが、その跡は、息子の四十世が継いでいます。しかし、彼は完全に、そのマネージャーの言いなりですね。マネージャーもそろそろ死んでいい年頃なんですが、どうやら彼は延命手術をしているらしくってね」
「延命技術? でもそれって……科学から生まれたんじゃない?」
「ええ。いいところに気づきましたね。君、科学者の素質ありますよ。科学者に大切なのは、まず疑問を覚えることです」
「センセ、話それてます」

 梨香さんが言った。彼女の「センセ」という呼びかけは、ちょっと鼻にかかっていて、妙に甘ったるかった。

「あ、ああそうですね。ええと、そう、延命手術のところでしたね。まさしく、そこが彼らの矛盾点なんですよ。さっき君をおそった怪人も、高度なバイオテクノロジーによって造られたものです。科学を否定するものがなぜって思いますよ普通は。彼らは『科学を本当に壊滅させるためなら、どんな手段だって使う』なんて言ってますけどね。……要するに、新宗教を爆発的に広めようと思ったら、やはり異教徒…明確な敵の存在が必要だった、それだけなんでしょうけどね」

 関口先生は、「科学壊滅」に線を引き、その下に「科学を利用しなければならない矛盾」と書き込んだ。
 おれは思わずノートをとりたくなって、あたりを見回してしまった。

「はい、話を続けますよ。科学壊滅教の反科学運動は、だんだんエスカレートしていきました。はじめは、ビラを配ったり、デモをしたりだったのが、いつしか半テロリズム的な活動になり、やがて本格的なテロになっていきました。化学工場の爆撃や、理科の教科書会社の焼き討ち。一般人にも被害が出るに及んで、政府も対策本部を作りましたが、実は、それ以前に、一部の科学者たちが反『科学壊滅教』組織を立ち上げていたのです」
「それが、ぼくらの所属する『科学防衛連盟』なんでし☆ ここから先は、ぼくが説明するでし☆」

 ウサギモドキはぴるん☆と宙返りをした。

「ぼくは、ウサギの遺伝子をちょちょちょいっといじって生まれた、バイオテクノロジー生物なんでし☆ ぼくは科学防衛連盟のラボで生まれて、連盟の活動にずっとたずさわってきたでし☆ 連盟は、とにかく、反科学テロに対抗して、それを未然に防ぐべく、努力していたのでし☆ なんといっても、世界随一の頭脳が集まった連盟でしから、一時期は、かなりテロの発生も減ったでし☆」

 おれは、早くもウサギモドキの説明を阻止しなかったことを後悔しはじめていた。別に説明が下手だとかではなくて、ただ単に、うそっぽいアニメ声と☆マークがなかなかにうざったいというだけなのだが……まあ、バイオテクノロジー生物なのだ、おそらく、そういう発声器官しかないのだろうから、文句は言えない。

「しかし、なのでし☆ 科学壊滅教の奴らは、とうとう、今までに誰も成し遂げられなかった発明をしてしまったのでし☆ それが、過去へさかのぼるタイム・マシンでし☆ 未来へいって、いったきり帰ってこないマシンは、つまりコールドスリープの応用でよかったから、簡単だったのでしけど……」
「ちょっと待て、どうしてそんな世界随一の頭脳が集まった組織が、タイムマシンひとつ造れなかったんだ?」

 おれはすこし皮肉っぽく言った。ウサギモドキはおれのほうをちらりと見た。」

「大幅な発想の転換、だったでしよ☆ もともと、タイムマシンに期待されてたのは、過去をさかのぼって見てくる機能だったわけでし☆ だから、うちの科学者連は、そっちの方向で研究を進めていたんでし☆ けれど、科学壊滅教が開発したのは、まるっきり役目が違うものだったでし☆ 過去のある一点に影響を及ぼして、粒子の存在確率を変える……確かに、それは今までにも、実験的に確認されたことがあったのでし☆ だから、ほんの少しだけなら……緻密な計算のもとで過去に影響することも可能だったのでしが……科学壊滅教は、それにバイオテクノロジー生物を導入して、その効率を一気にあげたのでし☆ つまり、時間移動のしやすいように遺伝子的改造を加えた生物を、過去へ派遣することにしたのでしよ……」

 そうまでして、科学壊滅教がタイムマシンを作ろうとしたのは、結局、科学を根本からくつがえすためだった、とウサギモドキは言う。
 三十五世紀現在古典科学として定着している、量子化学、ニューロ理論、遺伝子工学などの芽は、大体二十から二十一世紀に生まれている。芽は、若いうちにすべてを摘み取ってしまえば、それ以上育たない。
 だから、科学壊滅教は、二十一世紀初頭の今、おれたちにとっての現在に刺客を送り込み、将来有望な科学者の道を絶つという手段に出たのだ。

「だから、イエロー……加賀俊哉や、ほかの大学生を拉致し、薬を飲ませたんでし」
「本当は、殺すつもりだったらしいぜ、俺は、運良く生き延びたけど、他の奴らがどうなったのかは、いまいちわからない」

 俊哉は唇を噛みしめた。ふざけたことばかり言っているようだったけれど、今の彼の表情にに嘘はないなと思った。

「私も。生物部でウーパールーパーのルンバに餌をやってたら、突然巨大化してね……殺されかけたわよ。どうやら、科学壊滅教の奴らが、ルンバに何か変なもの食べさせたみたいなんだけど。ルンバをあんな姿にした奴だけは、絶対に、許せない。あいつだけは、殺してもあきたらない、死体を解剖になんて使ってあげない。勝手に朽ちていけば良い。でも、土になんて絶対還してあげない」

 裕未の口調にも、強い憎悪がこもっていた。

「ルンバはね、私が復活させたの、だから、今も生物室にいるわ。でも、そのルンバは、もうもとのルンバじゃないの。ルンバの亡骸から、私が造ったクローンなの。……だれも気づかないけど、エリマキトカゲのワルツだけは、わかってるみたいだった」

 今にも泣き出しそうになる裕未の頭を、ウサギモドキがなぜた。おれは、何にも言うことができなかった。

「ぼくも、危うく大事な生徒たちを死なせてしまうところでしたよ。本当に、あのときウサぴょんさんや俊哉くんが着てくれなかったら、どうなっていたことか。ぼくのことはともかく、生徒だけは、守らなくちゃいけないですからね。生徒には、可能性がいっぱいあるんですから」
「あたし、先生一人には荷が重過ぎるって思ったんです。少しでも役に立てたらなって。だから、そんなに理科は得意じゃないけど、ここに入りたいって志願しました」

 関口先生は、生徒、というとき、梨香さんに視線を向けていた。彼女も、先生にとって大事な生徒の一人なのだろう。
 梨香さんのほうは、どうやら、それだけじゃないみたいだけど。
 みんなの話を聞いて、なんだか気がめいってきた。
 自分たちは、そんなに恐ろしい……残酷な敵を相手にしているのか? 幼稚園バスジャックや、サンタクロースのふりで金儲けをするような秘密組織ではなくて?

「おれ、おれも……科学の発展を阻害するために、攻撃されたん、ですか?」
「あ……えっと、でしね、レッドの場合は、ちょっと事情が違うのでし☆」

 ウサギモドキは、言いにくいことを言うように、言葉を切った。言っちゃっていいんでしか? 目が、そう問うていた。
 おれは、黙って首を縦に振った。いまさら、隠し事なんてやめてほしい。

「ウサぴょんさん、さっき、藤堂君は、未来のことも話して良いっていいましたよ」
「じゃあ、言うでし……レッド、ぼくの話す未来だけが、きみの未来だなんて思っちゃいけないでしよ☆ その未来に必然性があるのなら、レッドが意識しなくても、そうなるんでし☆ だから、レッドの未来は、自分で決めていいんでしからね!」
「……前置きは良いから、早く結論を言ってもらえないかな?」

 この、謎解きのところで一体どれだけ待たされてることか! 小説だったら失格だぞ、おい。

「あのでしね、話は、だいぶ戻るでし☆ 科学壊滅教がタイムマシンを開発したところ……そのころ、科学防衛連盟のほうでは、ある事実に気づいたんでし☆」

 ずっとずっと昔に発売されたという、ある本が、科学壊滅教との戦いの経過を示唆している。確かに、舞台設定などはまるきりのフィクションだが、少し視点を変えれば、完全に、現在の戦いに符合している……。

「まさか、その本の作者が、藤堂正樹だった、なんて話じゃないよな?」
「その、まさかなんだよね」

 答えたのは裕未だった。
 まあ、なんとなく予想はしてたんだけど。だっておれ、こんなに魅力的な素材が転がってたら、間違いなくネタにするもん。
 戦隊うんぬんは変えざるを得ないだろうが。

「それだけなら、別に大したことじゃないのでし☆ 問題は、その本の中に、暗号とおぼしきものがあったことなんでし☆ 連盟のブレインがすぐにその謎をといたのでしが、そこには、ある超古代精神文明の遺跡への道のりがあったのでし!!」
「……はい?」

 暗号。超古代精神文明。
 そんなうさんくさいもの、おれは知らない。そもそも、未来の話をしてたのが、なぜそこへ飛ぶ?

「超古代精神文明、とはいっても、二十一世紀から見れば未来の話でし。そうでしね、その遺跡は二十三世紀ごろのものだったでし。時空の隙間のような場所に局部的に存在した精神文明が、三十五世紀に漂着したと、そういうニュアンスなんでしが……」
「待ってくれよ、おれは確かにSF作家になりたいとは思ってるけど、別に考古学に興味はないんだ。そんな予言めいたことは書かないと思う」

 おれが好きなのは、純然たる理論に基づいたものか、それとも叙情的なSFなのだ。眉唾っぽい話は好きじゃない。

「だから、暗号なんでしよ☆ レッドも気づかないうちに、その情報を文章の中に埋め込んでいたのでし☆ 三十五世紀の文字列分析術がなければ、絶対に解けないし、考えることもできないような暗号だったでし☆ ひょっとしたら、その精神文明側からのアプローチだったのかもしれないでしけど……ともかく、連盟はその超古代遺跡を手に入れて、研究し、今まで以上の力を手に入れたんでし☆ どうしても手に入れられなかったタイムトラベルへの鍵も」

 おれは、なんとなく納得できなかったが、もう気にしないことにした。そんな暗号、もしあったとしても、それはおれのせいじゃない。ただの偶然だ。もしくは執筆中のトランス状態がなせる業だ。うん、おれの責任じゃない。

「こうなると、あせるのは教団側でし☆ 教団は、連盟が超古代文明を手に入れたいきさつを知ると、すぐにその妨害のために、二十一世紀へ怪人を送り込んだでし☆ ……その、預言書を書いた人間を抹殺するために!」

 ジャジャジャジャーン!
 ベートーベンの運命に近いメロディが鳴り響き、ウサギモドキはおれを指差した。
 せいぜい驚かせようと思っての演出なのだろうが、ウサギモドキはかわいい顔をしているので、あんまり迫力がなかった。
 まわりのみんなも同じ意見のようだった。

「連盟は、超古代精神文明の遺跡を、充分に生かしたうえで、ぼくを二十一世紀に送り込んだのでし☆ 科学を守ろうという人間を集め、戦隊を結成し、科学壊滅教と戦えと!!!」

 超古代テクノロジーでつくられた科学防衛戦隊と、遺伝子改良生物の科学壊滅教。あきらかに形容矛盾をおこしている。
 おれは頭を抱えた。うん、「地に足の着いたJDC」と同じくらい、形容矛盾だ。

「ま、そういうわけで、俺たちは戦ってるってこったよ」

 本来なら、理由なんて必要ないんだ。俊哉はそう言いたいようだった。関口先生があとを引き取る。

「結局……誰かが戦うしかないんですよ。自分が死にたくないなら」
「……おれ、は」

 正直な話、おれには、この人たちの仲間になってやっていける自信なんてなかった。おれは、自分の命をかけてまで、科学のために戦うことなんでできそうになかった。(……本のためなら、できたかもしれないが。やっぱり図書館戦隊のほうが向いている気がする)おれは、しぼりだすように言った。

「おれには、君たちの仲間に入る資格なんて、ないと思う」
「あっ、違うんでし☆ レッドの場合はちょっと特別なんでし☆ レッドは基本的に戦わないでし☆」
「はい?」
「レッドに与えた力は、自分の身を守るために使ってもらうでし☆ レッドが小説を書き続ける限り、新たな刺客はやってくるでしから、それを迎え撃つために、レッドにもサイエンシフィックパワーをさずけたんでしよ☆」

 ウサギモドキの言葉は、どことなく脅迫めいていた。

「そもそも、総合理科にはたいした技がないでし☆ はっきりいって、戦力外でし☆」

 しょっぱなから戦力外通告かよ!!
 おれはなんだかとっても、情けない気分になって、自分の朝露のような存在意義について、文学的に思考し始めた。

「まあ、あんまり気にすることないぜ、サイエンシフィックパワーって奴も、使い慣れれば結構便利だからさ。ちょっと上等な超能力をもらったくらいに考えておけば」
「うん、そうだよ、襲いくるバイテク兵器がおまけにつくけど。まあ、そんなに強い奴はいないから」
「いざとなれば、あたしたちも守りにつきますから心配しなくても平気です。ね、先生」
「藤堂くん、君にはこの物語における、姫……話のキィになる姫の役割を果たしてもらいたいんですよ」
「そう、プリンセスでし! さすがブラック! 良いこというでし☆」

 ぜんっぜんフォローになってねえっ!!
 っていうか後半すでにフォローする気ないだろ! 高校生男子に向かって姫とは何事だ!
 おれは世の中の無情と、無常観とのかかわりを考えはじめ、徘徊する僧侶のごとく純文学の局地をうろつくと、いつかは埴谷雄高の『死霊』を読んでやろうと心に誓った。

 しかし、おれの口からほとばしり出たのは、まったく違う言葉だった。

「巫女姫としての自覚を得た今、わたくしは、この身をまるきり新しくしてしまったかのような気持ちがします。神よ!……どうぞ、わたくしの騎士たちに、栄光を!」

 ネタをふられるとつい乗ってしまう、悲しきSF小説書きのサガだった。




   (画面が暗転し、すぱぱぱぱーん! と軽快な音楽が鳴り響く)

  (歌)
   一番初めに何があったの? 答えられやしないけど
   知の栄光よ、永遠なれ!
   宇宙の果てに何があるの? まだ答えは出ないけど
   科学の奇跡よ、永久に輝け!
   駆け巡るクエスチョン?マークは、いつかビックリ!マークに変わる


   人は、誰も、謎を求める生き物
   生きている限りきっと君はサイエンティスト
   そうさ、科学は君のための魔法の呪文


  (セリフ)   
   グリーン「科学好きな少年少女を守るため!」
   イエロー「実験の楽しさを教えるため!」
   ブルー 「私達は戦い続ける!」
   ブラック「そう、僕らが科学防衛戦隊!」
   レッド 「この世に不思議があるかぎり!!!」

   
  (歌)
   泣きたくなる日もあるでしょう、死にたくなる日もあるでしょう
   けれど、その前に考えてみよう
   この涙はどこからきたのか、その血はどこで作られたのか
   世界は不思議にみちている


   知の栄光よ、永遠なれ! 科学の奇跡よ、永久に輝け!
   ゆけ! ぼくらの科学戦隊! うなれ! サイエンシフィックパワー!
   ぼくらに不思議?がある限り!


第二話につづく  





☆★次回予告★☆

   イエロー「ああっ!? なんでグリーンがさらわれなきゃなんねえんだよ!」
   ブラック「しかたないんですよ、彼女は万年ラヴ・シーズンですから」
   イエロー「ブラック先生、時々毒舌だよな……」
   ブルー 「そんな先生もステキです、なんて、本気だけど」
   ブラック「ありがとうございます」
   イエロー「けっ、どいつもこいつも……もう勝手にしやがれ! おれはグリーン助けてくっからな!」
   グリーン「科学防衛戦隊ロジカル☆ファイヴ、第二話『夏だって恋の季節』。お楽しみにね!」
   レッド 「え……で、おれの出番は?」



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